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救命講習を受けました!

 先日、姉妹園の下の町乳児保育園と和井田保育園で合同講習『救命講習』をしました。
特に保育園では、お子さまが日常的に過ごす場所であるため、突然の事故や健康トラブルに迅速に対応できる能力が求められます。
 これから梅雨が明けると水遊びやプール遊びが始まります。お子さまの安全を守るために不可欠な知識と技術を習得し、緊急時に迅速かつ適切に対応できる体制を整えるために倉敷市児島消防署の消防士さんより、直々に伝授していただきました。
ねらい
子どもの安全確保
子どもたちの急な体調不良や事故に対して、適切な応急処置を行えるようになること。
緊急時の冷静な対応力の養成
パニックにならず、落ち着いて救命処置を行うための心構えと技術を身につける。
保育士やスタッフのスキル向上
チームとして協力しながら救命活動を行えるようにし、園全体の安全管理能力を高める。
子どもたちの安心感の向上
保育者が適切な対応を行えることで、子どもや保護者の安心感を促進する。

1.乳幼児に対する心肺蘇生法
心肺蘇生法とは・・・心臓マッサージ(30回)🔜人工呼吸(2回)
まずは、プロのお手本を見せていただきました。その後、グループに分かれて実践しました。                          

   心臓マッサージ (乳幼児は片手で行う)                
人工呼吸
①意識確認をする
②周りの人に助けを求める
(119番通報、AEDの手配を依頼)
③心臓マッサージ🔜人工呼吸をする
④AEDを使用する
⑤AEDのガイド音声に従って心肺蘇生を継続する
(救急車が到着するまで)

119通報をしてから保育園到着まで、
 およそ8分かかるそうなので、3人1組で実
 際に8分間、心肺蘇生を行いました。8分はと~っても長く感じ、汗がにじみました。

心臓マッサージは意外に力がいるため、片手で続けるのは大変でした。両手で行うと、継続しやすかったです☺
3人で交代しながら8分間、頑張りました!

2.AED(自動体外式除細動器)の使用法

AEDは和井田保育園にあります
AEDの中を開けるとこうなっています  (電源ボタンは長押し)

3.窒息時の対応法

頭を下げて背中を叩きます
年齢や体格の大きさによっては立膝をついた膝にのせる体勢で!

 1時間半、みっちり講習を受け、人の命を救う大事な対応法は、体力のいる事だと思いました。日頃、お子さま達と一緒に遊んで体を動かしているはずなのですが、実際に心臓マッサージを行った時、体力の無さを実感しました。万が一の際に冷静に対応できる知識と技術を身につけると共に体力向上にも努め、大切なお子さまを守れるようにしていきたいと思います。

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