秋風が心地よい季節になりました。
今日は地区のお祭りの日。朝から太鼓の音が響き、法被姿の人たちが集まって、園の周辺もにぎやかな雰囲気に包まれています。子どもたちは、先生と一緒に近くで、だんじりが出発する様子を見せていただきました。大きなだんじりの迫力や太鼓や笛の音に、子どもたちは夢中で見入っていました。中には、卒園児が太鼓をたたいている姿もあり、立派に成長した姿を見て胸が熱くなりました。
見学の途中では、保護者の方や地域の方々が声をかけてくださり、懐かしい再会もありました。私が現役のころの卒園児が、実家を離れ岡山で元気に働いていることを教えてくれました。月日の流れと共に、子どもたちそれぞれの道を歩んでいることをうれしく感じています。
お祭りは、地域の人のつながりを感じる大切な行事です。子どもたちが地域の中で育ち、地域の方々に見守られながら成長していくことを、これからも大切にしていきたいと思います。そして、これからも地域の文化を継承し子どもたちに経験できる環境を整えること、伝え続けることを大切にしていきたいと思います。
太鼓や笛に包まれて、子どもたちの笑顔と、地域の温かさに心が満たされた1日でした。

