10月12日・13日に「鴻八幡宮例大祭」が行われました。「しゃぎり」というお囃子(はやし)に合わせて、地区内をだんじりや千歳楽が練り歩いたり、鴻八幡宮の急斜面を人力で駆け上がる地域に根付いた祭りです。江戸時代末から伝わるといわれ、「しゃぎり」は岡山県指定重要無形民俗文化財に指定されていて岡山の三大だんじり祭りに数えられます。
地域でしゃぎりの練習が始まると子どもたちから「チョーンヤレ」「ドッコイドッコイ」などと祭りのかけ声も聞かれはじめ、祭りを楽しみにする姿が見られていました。子どもたちが地域のお祭りに興味をもち伝承できたらと考え、例年「お祭りごっこ」として取り組んでいました。今年からは、「にゅうじ祭」として地域の方々ともっと交流できるような行事に変更しました。
練り歩きの練習をしました
10月11日(金)だんじりを引いて歩く練習をしました。コロナ化より園外での練り歩きを自粛していましたが、今年度からまた以前のように園外での練り歩きを再開しました。
祭りの準備を見学させてもらいました
練り歩きの練習の後、朝間地区の方が祭りの提灯の準備をされているのを見学させていただきました。高い所に登っての作業、みんな見上げて興味津々でした。
地域のだんじりを見ました
鴻八幡宮例大祭の1日目、保育園のとなりの朝間地区の公会堂から出発する朝間だんじりを駐車場から見学しました。大きなだんじりを近くから見たり、しゃぎりを聞き0・1歳児は少しびっくりした表情でしたよ。地域の人に声をかけてもらったり、「かわいい」といわれ嬉しそうでした。
卒園児とも久しぶりに顔を合わせる機会にもなり、懐かしくまた、成長された姿を見ることができて私たち職員も嬉しかったです。
いよいよ、下の町乳児保育園の「にゅうじ祭」練り歩きです
10月18日(金)練り歩き本番です。
すみれ組・たんぽぽ組の子どもたちと職員全員、法被とはちまきをつけしゃぎりに合わせて保育園から朝間公園までを往復して練り歩きました。
つくし組さんも園庭や駐車場で見学しました
お天気には恵まれ、例年以上に暑い中の練り歩きでした。
すみれ組さんは大きな声でしゃぎりのかけ声をかけながら最後まで歩くことができていました。たんぽぽ組さんは、公園からの帰りは少し疲れた様子のお友達もいて、中には先生におんぶや抱っこをしてもらっているお友達もいましたが、みんなで保育園まで練り歩くことができました。しゃぎりの音を聞きき、窓を開けたりしてみてくださる地域の方もおられました。
「にゅうじ祭」遊びです
10月22日(火)お祭りの遊びを楽しみました。
今年は、まだ保育園などに入園されていないお子さんを「あそびにきてください」と募集して参加していただきました。遊戯室を提灯などで飾りつけしてお祭りの雰囲気を楽しみながら遊びました。
魚すくい(0・1歳児)魚つり(2歳児)
ワニワニパニック
ボール落とし
2日に分けて、にゅうじ祭を実施しました。子どもたちも地域の人と触れ合ったり、お祭りの雰囲気を感じながら色々な経験ができたと思います。