ひな祭りの由来
もともとは、中国で行われていた「上巳(じょうし)の節句」という行事です。
邪気や厄を払うための行事で、人形を身代わりにして川に流す「流し雛」が変化して雛人形を家に飾る現在の形になったと言われています。
ひな祭りの意味
ひな祭りには、女の子に美しく健やかな成長を願うという意味が込められています。ひな人形を飾るのは、「女の子の穢れ(けがれ)を人形にうつし、身代わりとなって厄災を引き受けてもらう」という意味があるそうです。また、桃の花は病や厄を寄せ付けないことから長寿の木として親しまれており、縁起の良いものとして飾られていたと伝えられています。
ひな人形作り
この時期は、指先の使い方が上手になり、各年齢に応じてひな人形を作りあげます。それぞれの活動を紹介します。
どうしてひなあられを食べるの
あられの色は、桃色、緑色、黄色、白とあり、それぞれが春、夏、秋、冬の季節を表しています。どの季節も健康で過ごせるようにと願って食べるものだそうです。
ひし餅に込められた意味は?
ひし餅は、それぞれの色で薬効が異なり、込められた願いも違っているそうです。桃は魔除け、白は清浄、緑は健康と言われています。また、下から「緑・白・桃」の順番は、雪の下から新芽が芽吹き、桃の花が咲いて春が訪れた様子を表したものと言われています。春の訪れを喜ぶと共に、女の子が健やかに長生きできるようにという願いが込められているそうです。
当日は、クラスごとにひなまつりにちなんだお話しをしたり、歌を歌ったり年齢に合わせてひなまつりの行事を楽しみました。