朝夕が涼しくなり、気持ちの良い風が吹いたりと、過ごしやすい季節となりました。毎年、地域のお祭りでとても賑やかになる時期です。今年は10月11日・12日に岡山三大だんじり祭りの一つとして挙げられる「鴻八幡宮例大祭」が行われました。鴻八幡宮例大祭は、約200年の歴史をもつ「しゃぎり」という祭囃子が有名です。しゃぎりは坂を上るだんじりの進行に合わせ、笹笛、太鼓、鐘などを演奏しており、岡山県重要無形民俗文化財に指定されています。
伝統的な地域のお祭りのため、親子3代に渡り参加される方も多く、この時期になると「ちょーんやれ」「やーれやーれ」という威勢のよいかけ声や太鼓をたたく仕草をする地域の子どもの姿が見られています。本園でも、伝統的な行事の雰囲気が少しでも味わえるよう、毎年この時期には「にゅうじまつり」を行っています。
おまつりの雰囲気を味わう
遊戯室に提灯を吊るした中で遊んだり、しゃぎりの音色を聞きながらロープを引っ張って歩き、少しずつ、おまつりに興味をもつ姿が見られていました。



練り歩きの練習
10月8日(水)だんじりを引いて歩く練習をしました。ロープのリングをしっかりと握って、園と朝間公園を往復しました。先生のかけ声を真似て声を出す姿も見られていました。



地域のおまつり
10月1112日は地域のお祭り【鴻八幡宮例大祭】がありました。前日の11日(土)には、保育園の隣にある朝間地区の公会堂から出発する朝間だんじりを近くで見させていただきました。


下の町乳児保育園 『にゅうじまつり』 本番‼️
今年度は10月15日(水)~17日(金)の3日間に渡り、内容を変えて、おまつりの行事が楽しめるように計画しました。
初日 だんじりの練り歩き
子どもたちと職員は法被とはちまきを着けて参加しました。練習の時よりも、より気合が入った表情で力強く歩いたり、大きな声で「よーい」「さっせ」と先生やお友達と一緒にかけ声を楽しみ、張り切っていましたよ。









つくし組の子どもたちも、練り歩きの様子を見学しました。



2日目 遊び ~地域交流~
おまつりの飾り付けをした遊戯室で遊びました。園の子どもたちだけではなく、まだ保育園に入園されていない地域のお子さまにも事前に声をかけたり、チラシで呼びかけて参加していただきました。












最終日 遊び ~和井田保育園との交流~
今年度初めての取り組みとして、和井田保育園の5歳児さんと一緒に遊びました。いつもは同年齢や小さなクラスの子どもたちと遊んでいる、すみれ組さん。今日は年上のお兄ちゃんお姉ちゃんたちとたくさん話をしたり、一緒に遊ぶことができて満足そうでした。









地域のおまつりに触れたり、『にゅうじまつり』を通して、地域の方や本園以外の子どもたちと関わるよい機会となり、おまつりの遊びを楽しむだけでなく、いろいろな刺激を受けて成長がみられたように感じます。今後も、いろいろな経験ができるようにしていけたらと思います。