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いざという時のために(パート2)

 先日、7月19日(水)和井田保育園と合同で、児島消防署より4名の消防士さんにおこしいただき救命救急講習会を行いました。

 今まで毎年1回実施していた講習会ですが、コロナ禍で数年消防署の方からの講習会の機会が無く久しぶりに指導していただきました。

心肺蘇生の手順

①安全を確認する
②反応を確認する           ③119番通報・AEDを手配する
④呼吸を観察(10秒)
⑤胸骨圧迫を行う             ⑥胸骨圧迫(30回)と人工呼吸(2回)の組み合わせ
AEDの使用方法の説明を受けました。
二人一組でAEDの手順を確認しながらパットの貼り方など実際に行いました。
二人で協力して胸骨圧迫 → 人工呼吸 → AEDの操作が行えるように確認しました。

乳児の場合

乳児が呼吸を苦しがっている場合は、喉に物をつまらせることが多いので、まず異物を取り除く。
乳児は、人さし指と中指2本又は
親指2本で胸骨圧迫を行う。
人工呼吸は大人の口で子どもの      鼻と口を覆い軽く息を吹きこむ。

 その他にも、嘔吐物がのどに詰まらないようにする体位なども指導していただきました。

 実際にこのような状況が起きないことが一番ですが、人形やAEDを使用して体験することで、いざという時のために大変役立つ訓練になりました。

 

水遊びにも注意が必要です

 梅雨も明け、本格的に保育園でも水あそびや沐浴が始まりました。酷暑の中、安全面にも配慮しながら行っています。

寒冷紗で園庭に日陰をつくり、直射日光が当たらないようにしています。
暑さ指数計を設置し、外へ出る前には必ず確認して、外にいる時間などを調節しています。
暑さ指数は、大人の健康な成人を目安に設定されていますので、子どもは目安からマイナス5で見る必要があります。

暑さ指数とは・・・気温と湿度などから熱中症の危険度を数字で表したものです。暑さ指数が33を超えると予想されるときは、気象庁から「熱中症アラート」が発表されます。熱中症アラートが出た時は、室内でも十分注意が必要です。

 水あそびは体がぬれて見た目は涼しそうですが、倉敷市内の保育園では、2歳児未満はプールの中に入っての水あそびはできないようになっています。(排泄が自立していないため、感染症等を引き起こす原因になる)活発に動く子どもは体が熱くなります。日よけの下での水あそびですが、外遊びと同じと考え水あそびの時間も30分以内にシャワーまで済ませ、お部屋に入れるようにしています。

 時間を決めてお茶で水分補給を行っています。特に水あそびや沐浴など活動の後には、しっかりお茶を飲むように心がけています。

 暑い夏、ご家庭でも水あそびの機会が多くなると思います。「電話がかかってきた」「急な来客があった」などで大人が離れる時には、必ず子どもをプールなどから出し、溺れる危険のないように気をつけてください。「ちょっとの間だから」「水が浅いから」と油断しないようにしましょう。

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