赤ちゃん体操とは?
赤ちゃん体操は、新生児期から1歳前の赤ちゃんが大人と一緒に行う体操で、寝返り、お座りといった赤ちゃんの成長段階に応じた運動機能に刺激を与え、からだや運動機能の発達を促進する体操です。ゆったり一対一で行うことで発達を促すとともに、親子の絆も深めることができるでしょう。
取り入れる効果は?
・赤ちゃんの成長や発達を助ける
・食欲や睡眠などの日常生活のリズムを整える
・体や脳の働きを活性化し、喜びを与える
・感覚を刺激し、発達を促す
・運動機能や知的発達を促す
・言葉を生み出す基礎を築く
・赤ちゃんとの信頼関係の基礎をつくる
・赤ちゃんのストレスが解消できる
ポイントは?
・ひとりひとりの発達に合わせましょう
・授乳後、空腹時、疲れている時や体調が悪い時は避けて、毎日無理なく続けられる時間を選びましょう
・赤ちゃんの顔を見ながら、ゆっくりとリズミカルに、赤ちゃんの運動を助けるという気持ちで行いましょう
いつからはじめる?
動きが活発になる、生後2か月ごろから
赤ちゃん体操を実施する時期のめやす
⭐園で行っている赤ちゃん体操をいくつかご紹介します⭐
≪うでのたいそう≫
1⃣ 両手の親指をお子さんに握らせ、残りの指で手首の下を軽くつかむ
2⃣ お子さんの両腕を静かに左右に開いて肘を伸ばす
3⃣ 肘を伸ばしたまま、ゆっくりと両腕を前方に動かし、お子さんの胸の前で両腕を交差させる
ぞうさんのうたに合わせて行うとGOOD😊
≪あしのたいそう≫
両足を支えて、床をすべらすように、片脚ずつゆっくり曲げて、戻す
両の裏側を支えて、片脚ずつお子さんが息を吐くのに合わせて曲げ、吸う時に伸ばす
足の裏を支え、吐く息に合わせて、両足を同時に少し強く曲げる
力を抜くとお子さんが自然に足を伸ばします。
はとぽっぽの歌に合わせて行うとGOOD😊
≪よつばいの練習≫
よつばい練習(a)
1⃣ うつぶせのお子さんの両脚を持って、右足を曲げて、脚をおなかの下に入れるようにする
2⃣ 次は左足をする
よつばい練習(b)
1⃣ 肘で支えたうつ伏せ姿勢をとらせ、上体を起こす
2⃣ 右手の人差し指をお子さんの両足の間に入れ、、親指と中指で、脚をはさむようにつかむ
3⃣ 足をつかんで持ち、お子さんのかかとがお尻につくまで膝を大きく曲げる
4⃣ 曲げた足を伸ばして床に下ろす
5⃣ 3⃣、4⃣を繰り返すことで、お子さんは前に進むことを体で学習します
≪ゆらゆら運動≫
1⃣ お子さんを抱っこして、膝の上に立たせる
2⃣ 首の座りがしっかりしておる時は、腰のあたりを支え、前後左右にゆらす
ゆらゆらトントンの歌に合わせて行うとGOOD😊
≪キック運動≫
脇をしっか支えて、膝の上をキックさせ、
ピョンピョン飛び跳ねる運動を行う
おうまはみんなの歌に合わせて行うとGOOD😊
ゆらゆら運動とキック運動は大きいお子さんでもできますので、触れ合い遊びのひとつとして、ご家庭でもぜひやってみてくださいね💕