コラム

私達の大切にしたい思いとは・・・

令和5年度 入園式

新しい気持ちで・・・

 令和5年4月4日(火)の入園式には、かわいい新入園児のお子さまと保護者の方が集いました。冒頭の園長あいさつでは、『園で大切にしていきたいこと』をお話させていただきました。抜粋してお知らせいたします。

<園長あいさつ>

 ~幼少期は人間形成の基礎が培われる大切な時期です~
 『三つ子の魂百までも』という言葉がありますが、お子さま方の心身の発達は、めざましいものがあります。また、周囲の人を含む、さまざまな環境から受ける影響は、とても大きいもので、それがお子さまの生涯にわたって影響するといわれています。まさに、保育園に通う時期は、人間形成の基礎が培われる大切な時期という訳です。お子さま方は、日々の繰り返しの生活の中で、また、ひとつひとつの関わりの中で、物事に対する意欲であったり、他を思いやる気持ちであったり、生活に必要なマナーや態度などの、目では実際に見えにくいものを身に付けていくわけです。それは、自然に身につくものではありません。周囲の関わりの中で身についていくものです。
~お子さまの成長で大切なことは~
 お子さまを木で例えるとしましょう。木は大地に根を張り、葉を茂らせ、枝を伸ばしていきます。木が生長するためには、水や土、栄養が必要です。そして、春の暖かさや冬の寒さ、夏の暑さが必要です。暖かいばかりではすぐに折れてしまう軟弱な木になってしまいます。寒いばかりでは、木は葉を茂らせ大きく生長することができません。お子さま方が成長するうえで欠かせないのは、心からの愛情と、時と場合によっての愛情を持った厳しさです。私達は、お子さま方が一人の人間として成長し、将来自立してたくましく生きていけるように、その大切な根幹の部分を育てるお手伝いをしたいと思います。大地にしっかり根を張って、少々のことにはびくともしない強さと、枝のようなしなやかな心と体を持つ人になってほしいと思います。私たち職員はもちろんですが、正しい習慣や判断、行動ができる人作りのために、まず、一番身近な保護者の方々が、お手本を見せてあげてください。
~早寝・早起き・朝ごはんですよ♪~
 そして、お願いしたいことは、朝起きて、必ず朝食をとってきていただくことです。理由としては、一日の始まりの活力の源は、やはり朝食です。そして、夜は早く寝るというような、生活習慣が身につくようにしていくことが、大切なことです。先ほども申しましたが、『三つ子の魂百までも』というように、小さい頃に、さまざまある大切な習慣や態度を身に付けることが、正しい行動ができる大人への第一歩とお考えいただいても過言ではないと思います。
~集団生活の中でいろんなことを経験しようね!~ 
 私達は、大切なお子様方をお預かりさせていただくこれからの数年間で、集団生活の中でこそ経験できる『頑張ったらできた』という満足感や達成感、次への意欲など、様々なことをしっかり経験させてあげながら、内面の部分の成長も支えてあげたいと思っています。 
 お困りの事や分からないことは、遠慮なくご相談くださいね!
 卒園まで、保護者の方の支えとなっていけるように、職員一同、精一杯お世話をさせていただく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

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