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いざという時のためにpart3 ~不審者対策訓練~

 今年度は、7月に1回目の不審者対策訓練を行いました。2回目は、夕方の降園の時間帯、子どもたちが園庭で遊んでいる所へ通用門から知らない女性が侵入し、子どもに近づき話しかけて連れ去ろうとするという設定です。

 女性に気づいた職員が、すぐに近寄り対応します。子どもをすぐに遠ざけること。周りの職員に知らせることを第一に考えます。周りの職員へ知らせるのは、笛、防犯ブザー、ホイッスルを使います。室内にいる職員にも聞こえるように、なるべく大きい音を鳴らします。

不審者に対応

身近にあるもので対応、そして傘で距離を確保して対応

最初の職員が対応
ブザーの音で事務室の職員も対応
調理室の職員も加わります

子どもに対応

子どもたちをテラスへと誘導し、鍵をかけて安全を確保します。

子どもを誘導
逃げ遅れないように
早く逃げて
テラスのカギをしっかり閉めて

園長はALSOKと警察の対応 

警備会社ALSOKに直通
警察に電話、状況を伝えます

全員無事に避難完了

園庭からテラスに全員避難
部屋の片隅に避難
園長先生からお話を聞きます

 毎回、職員が不審者の役を行い、どこがねらわれやすいのか、子どもたちをどう逃がすべきか等、気づきを得ることができるようにしています。そして、気づいたことや反省点を職員全員で共有し、防犯の意識を高めています。以前は、笛を使用して不審者の侵入を知らせていましたが、笛だけでは室内にいる職員まで聞こえないという反省から、現在は、笛のほかに防犯ブザーやホイッスルを使っています。そうすることで、園庭にいる職員だけでなく室内にいる職員まで非常事態が伝わりやすくなりました。これからも、職員全員が同じ意識をもって、子どもたちの安全を守るために、工夫や改善を繰り返していきたいと思います。

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