今年は2月2日が節分。和井田保育園では「日本の伝統的な行事を知り、親しむ」「心の中にいる鬼をやっつける」ことをねらいに豆まき会を行いました。
“節分”という言葉には「季節を分ける」という意味があるそうです。昔の日本では、春は一年のはじまりとされ、特に大切にされていたようです。そのため、春が始まる前の日、つまり冬と春を分ける日だけを“節分”と呼ぶようになったといわれています。
まずは、“節分”についてのお話を聞いたり、2択から正解を選ぶクイズをしたりしました。
どんな行事か少し分かったかな?次は、みんなが作った鬼のお面や豆入れの紹介です。個性豊かで素敵な作品がができました。
<つくし組(0歳児)>
鬼の髪の毛の部分にタンポでスタンプをして仕上げました。
<ばら組(0・1歳児)>
花紙を手で丸めてカラフルな髪の毛にしました。顔のパーツも自分で貼りました。
<さくら組(2歳児)>
新聞紙で作った帽子に好きな色の絵具を選んではけで塗りました。顔のパーツは自分でのりをつけて貼りました。
<すみれ組(3歳児)>
<たけ組(4歳児)>
紙袋に好きな色の絵具を塗りました。顔のパーツは型を画用紙に書き写して、線に沿ってハサミで切りました。
<ゆり組(5歳児)>
細かい作業ができるゆり組さん。手の込んだお面になりました!まずは、紙皿に画用紙で張り子をしました。
角や髪の毛も自分で作って付けます。
ついに完成です!
そして、「おにのおにぎりやさんとおにくやさん」のペープサートシアターを見ました。「キャー、赤鬼だー!」「ワ―、青鬼もでたー!」と鬼の登場に大興奮のお子さま方。はじめは仲が悪くて相手のせいにしたり、喧嘩していた赤鬼と青鬼。最後は二人で協力して人気のお店を作った素敵なお話でした。
さあ、いよいよ豆まきです。新聞紙で作ったボール段ボールで作られた青鬼にむかって投げて倒しました。「おには~そと!ふくは~うち!」と元気な声が遊戯室に響き、心の鬼もやっつけることができたのではないでしょうか。
豆まき会の後はゆり組さんが鬼のお面をつけて小さいクラスに遊びにきてくれました。優しく触れ合うゆり組さんの姿は、鬼は怖いだけじゃない!優しい鬼もいるんだよと教えてくれているようでした。
おまけに、今日の給食とおやつを紹介します。鬼が苦手な匂いの魚であるイワシを使ったイワシのかば焼きやさつま芋のゴツゴツ感が鬼の金棒をイメージさせる小鬼まん。節分にちなんだ料理をおいしくいただきました☆
今年度は発表会でゆり組が「温羅」の創作劇をしました。温羅はいい人だったと知り、悪い鬼ばかりではないと感じることもできたと思います。お家でも恵方巻を食べたり、豆まきをしたりして日本の伝統である節分を受け継いでいきたいものですね。