昔話や新しい絵本・・・いろんな話に興味をもって見ることができるようになってきました。また、絵本を見た後は、出てくるキャラになりきって「食べてやる～」「助けてー！」と友達同士で言葉の掛け合いを楽しむ姿も増えてきました。そこで！みんなが好きなオオカミが出てくる三匹のこぶたの劇ごっこを発表会ですることにしました！
今年のねらいは！
昨年の発表会(さくら組)でも３びきのこぶたをしましたが、まだまだ一人で遊ぶことが好きで、個人での指先遊びでした。今年は、言葉で伝える大切さや、相手の気持ちを思いやることなど、いろんな面でも成長した３歳児クラスになったからこそ楽しめる劇遊びです。また、歌や楽器遊びも自分だけでなく、みんなで合わせて楽しめる、相手への思いやりが大切です。今年は「友達と言葉でのやり取りを楽しむ」「いろんな楽器に触れながら、一緒に合奏することを楽しむ」をねらいにしました。
みんなで話し合い！
３びきのこぶたのストーリーは、最後にオオカミがやっつけられる話と仲良くする話があります。両方の話を楽しんだ後、自分たちの劇ではどちらの結末にするかをみんなで話し合いました。始めは「オオカミが悪いからやっつける！」と言う声が多く上がりました。しかし、自分でオオカミ役や大ぶた役、中ぶた役、ちいぶた役を一通り経験すると、「やられるのはやだ！」「オオカミがかわいそう」などの声が出てきました。いろんな役を経験して、オオカミとも仲良くしたい！という意見が多かったため、結末はハッピーエンドにしました。
協力して作ろう！！
自分の役が決まると、さっそく家としっぽ作りです！３びきのこぶたの家やオオカミのしっぽなど、みんなで協力をして作りました。大ぶたくんのワラの家は、画用紙を破ってワラを作りました。中ぶたくんとちいぶたくんは、段ボールを絵の具で塗りました。オオカミさんは、スズランテープを裂いて、しっぽを作りました。また、背景や暖炉などもみんなで協力をしながら塗って作りました。
いよいよあと少しで発表会！
歌や楽器遊び、劇ごっこなど初めてのことがたくさんでドキドキワクワクなすみれ組さん。他のクラスの友達や先生に見てもらうと「少し緊張する」と言いながらも、頑張って大きな声を出しています。また、練習を重ねるうちに自信につながり、「早く見てもらいたい！」「絶対すごいって言ってもらえる！」と楽しみにしている姿も見られますよ。当日は緊張するかもしれませんが、温かく見守ってくださいね！