たけ組ブログ

たけ組ものがたり~発表会までの道のり~

 発表会の日を楽しみにしているたけ組さん。発表会に期待をもつ声が多く聞こえています。「今日も発表会の練習できる?」と聞いたり、劇や踊りのフレーズを口ずさんだり、「家でも練習してるの!」なんてお子さまも!お家の方にはネタばれになるからあまり言わないで~と思いながらも楽しく練習できていることを嬉しく思います。発表会まであと少し・・・そこで、ここまでの道のりをお伝えしたいと思います。
発表会で何をする?
 きっかけになったのは9月のお店屋さんごっこ!ゆり組さんが人形劇や合奏、踊りなど色々なステージを披露してくれました。それを見て、「楽器したい!」「ダンスしたい!」という声が聞こえるようになりました。また、『おむすびころりん』の紙芝居を読んだとき、「おむすびころりんすっとんとん♪」と口ずさむお子さま方の姿が可愛くて印象的でした。そこで、今年のたけ組は“おむすびころりん”を題材にして、「合奏」と「踊り」を入れた創作劇をすることに決めました。

楽器を触ってみよう!
 タンバリン出すと、早速「何それ~やりた~い!」と数名の子が集まってきました。タンバリンの音が聞こえるとどんどん集まってきて取り合いに・・・。そこで、タンバリン、カスタネット、鈴、トライアングル、ウッドブロックを用意しました。「トライアングルしたい!」「次はウッドブロック!」と色々な楽器に挑戦しているお子さまの目はキラキラ輝いていました。色々な楽器に触れてほしい保育者。やりたい楽器はその時々によって違うお子さま。そこで、発表会では担当の楽器を決めないで自分で選べるようにしようと決めました。すると、子ども同士のコミュニケーションも生まれました。自分の思いを伝えること、順番を待つこと、譲ることなどを自然と行う姿が見られ、すみれ組から一つ大きくなったたけ組の成長を感じました。

どんな役する?
みんなで輪になって座り、話をしました。
保育者:「おむすびころりんにはどんな人が出てくる?」
お子さま:「おじいさん」「おばあさん」「ねずみ」・・・
保育者:「何の役がしたい?」
お子さま:「おばあさん!」「わたしもおばあさん!」「ねずみ!」「ぼくもねずみ!」
保育者:「おじいさんしたい人いない?」
お子さま:「おじいさんは嫌だ・・・」
保育者:「じゃあ、おじいさんやりたくなったら教えてね!」
練習を始めて約2週間が経ちました・・・まだおじいさんをやりたい子はいません。さあ、本番ではおじいさんは登場するのでしょうか!?でも、みんながやりたい役でできるのが一番!お楽しみに!

ねずみ役は自分でねずみの耳づくり!
 さぁ、お面づくりです。ねずみ役のお子さまは自分で鉛筆を持って型をとり、はさみで切りました。ちょっぴりギザギザになった耳、左右の大きさが違う耳などそれぞれ味のある耳で可愛いです♡

型紙を使って自分で型をとったよ。
型に沿ってハサミで切るよ。
早く耳つけた~い!

楽しく練習しています☆
 今年は二人でセリフを言います。すみれ組のときよりもセリフが増えました。セリフをアレンジしたり、自分で身振り手振りをつけているお子さまもいます。「劇の練習したい!」と張り切って練習に参加するけれどやっぱり恥ずかしい気持ちもあります。でも、ちょっと頑張って大きな声で言おうとする姿が見られるようになってきました。踊りや合奏もはじめは見ているだけだったお子さまも、楽しそうな雰囲気に誘われて途中から参加することもあります。みんなが無理なく楽しく練習できることを大切に本番まで頑張りたいと思います!

衣装を着てやる気満々です!
今日はどの楽器にしようかな?
リズムは「パン、パン、ごはん」だよね!
ピーヒャラ、ピーヒャラ♪
「よいしょ、よいしょ」

 お父さん、お母さんの前では練習のとき以上にドキドキするはずです。楽しみながらちょっと頑張るたけ組さんを「セリフを間違えても、忘れても大丈夫!」と温かく見守ってください。