3月は別れの季節。今週末には卒園式も控えており、和井田保育園の年長児であるゆり組さんともそろそろお別れです。
ゆり組さんは、和井田保育園での思い出を振り返り、成長したことを実感し周りの人に感謝するとともに、小学生になることへの期待を持てるよう、そして、他のクラスのお子さま方はゆり組さんに感謝や憧れの気持ちをもち、進級への期待を持てるよう、みんなでお別れ会に参加しました。
その前に…今日は3月生まれのお友達の誕生会♪
3月生まれの友達の誕生会は、お祝いのうた、言葉を送ったり、インタビューをしたり、パネルシアターを見たり、“はるがきた”の歌をうたったりと、楽しんで参加しました。

みんなで歌いながら楽しんだよ♪

お別れ会がスタート!
今回の主役、ゆり組さんにインタビューをしました。
➀和井田保育園で1番楽しかった思い出は何ですか?
②小学生になったら頑張りたいことは何ですか?
この2つの質問を、ゆり組のお子さまひとりひとりに聞いていきました。


➀和井田保育園で1番楽しかった思い出は何ですか?
船を見に行ったこと、ライフパークに行ったこと、おもちゃ王国に行ったことなど、ゆり組で参加した数々の行事や、発表会の鼓隊、うらじゃ踊り、たけ組の頃にしたダンスなど、たくさんの思い出が出てきました。
②小学生になったら頑張りたいことは何ですか?
算数、国語、体育など頑張りたい教科を話してくれた人、漢字や足し算など具体的に話してくれた人、そのほか「トイレ掃除を頑張りたいです!」「給食当番を頑張りたいです!」などさまざまな思いを話してくれました。
思い出を振り返ってみよう
つくし組からゆり組までの思い出を写真で振り返ります。つくし組、ばら組、さくら組、すみれ組、たけ組、ゆり組…とたくさんの先生と一緒に大きく成長していきました。
「こんなに小さかったんだね~!」「○○の時の写真だ!」と、お子さま・保育士の口からは懐かしむ声と笑顔がこぼれました。
また、各クラスの担任の保育士からメッセージをもらいました。
「赤ちゃんの頃は、先生たちがお着替えやごはんをお手伝いしていたけれど、今は自分でできるようになったよね。」
「踊りが大好きで、一緒にたくさん踊ったね。」
「先生は、毎日みんなに会えることを楽しみにしていたんだよ。」
「みんなの担任の先生ができて良かった。」
「小学生になっても、みんななら大丈夫!」
メッセージを伝えながらゆり組さんへの思いが溢れ、涙する保育士も多くいました。メッセージを受け取ったゆり組さんは、照れながらも誇らしそうな表情を浮かべていました。



ゆり組さんへ、エールを送ります♪
新たなステージに進むゆり組さんが、和井田保育園での思い出を胸に頑張ってほしい
そんな思いを込めて、“思い出のアルバム”の曲を保育士による合奏でお届けしました。
楽器は全部で8種類。まずは楽器紹介をして、どんな音がするのか聴いてみました。高い音、低い音、小さい音、大きな音…いろいろな音がして面白い!
演奏は、各楽器の見せ場があり、最後には聴いていたお子さま方も一緒に大合唱。とてもあたたかい空間に、ほっこりしました。


以前、職員間で園の理念に基づいた保育について考えた際に、乳幼児期の子どもにとっての音楽は、技術を習得するのではなく、本物の音に触れて心を動かしたり、日常の中で自然と楽しめるような体験であってほしいという意見が挙がりました。そのような保育者としての願いもあり、今回の演奏がすべてのお子さま方にとって、音楽に触れる楽しい体験になっていればと思います。
(保育士も楽しませていただきました♪)
ゆり組さんからの贈り物
ゆり組さんから和井田保育園のみんなへ、手作りカレンダーが贈られました。ゆり組さん全員で丁寧に作られたもので、カレンダーの縁は画用紙のみつあみで装飾しています。絵もゆり組さんが版画で描いてくれたものです。新しいクラスで大切に使わせていただきます

お別れ会食もしたよ♪
給食は、3歳児以上クラスはみんなでそろっていただきます!今日は給食の先生、事務所の先生、園長先生も来てくれて、にぎやかなランチタイムになりました。



これからも見守っているよ
お別れは在園児のお子さまもさみしさを感じているようで、中には「ゆりさんがおらんくなるのさみしい…」と涙を流すお子さまもいました。
さみしい気持ちはありますが、ときどき和井田保育園のことを思い出しながら、これからもゆり組さんらしく元気に育っていってほしいなと保育者一同思っています。
残りの園生活も楽しもうね!