コラム

食育メモ 「なす」

 今年も梅雨の時期がやってきました。この時期は、気温の変化も著しく、いつも元気なお子さまたちも体がだるくかんじたり、食欲がなくなったりと、体調を崩しやすい季節です。じめじめと湿度も上がってくるので、ご家庭でも食中毒には十分注意をしてください。食中毒予防の基本は、『菌をつけない、増やさない、やっつける』です。

〇なすはどこで生まれたの?

 なすは、インドの東部が原産地で、奈良時代に日本へ伝わってきました。暑い方が育ちやすく、寒さが苦手です。そのため、日本では冬を越すことができずに1年で枯れてしまいますが、熱帯地方では何年も生き、2メートルほどまで大きく育ちます。

〇なすの栄養素

 90%以上が水分で、体の熱をとったり、塩分を体の外に出す働きのあるカリウムが多く含まれています。

〇市内の主な産地

 児島地区と真備地区です。児島の林地区の農家では、卵の形をした「衣川(きぬがわ)なす」を栽培し、風土に生きる伝統野菜を守り続けています。

〇クイズ

 なすの花はどれでしょう?(農林水産省HP)

答え①

②はじゃがいも、③はいちご、④はピーマンの花でした。

栽培をしている園は、観察して他の野菜と比べてみるのもいいですね!

【絵本のご紹介】

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