つるつる、ぷるぷる、ぐにゃぐにゃ…などいろいろな感触を楽しめる「寒天遊び」をしました。
遊び始める前に子どもたちに色付けした寒天を見せて、「これなんだと思う?」と聞くとすぐに「ゼリー!」と答えが返ってきました。「そうだね、おいしそうなゼリーに見えるよね。でも今日は食べないよ。手で触って遊ぼうね」と約束をしました。
※万が一、寒天を口に入れても大丈夫なように、食紅で色をつけています。
最初は指でツンツンと表面を触ってみたり、少しだけ指を入れて穴を開けてみたりと、恐る恐る触っていました。なんともいえない感触に「………」な子どもたち。そこで「ギュッと手で取ってもいいよ」と声をかけて、して見せると…
つまんだり手で握った時の"ぐにゃ"とする感覚が楽しくて、次第に豪快につぶしていましたよ。
たくさんつぶして細かくなったところでカップを用意して・・・さぁ好きな色の寒天を入れてオリジナルスイーツを作りましょう!
作りながら「きれい♡」「やわらか~い」と言葉を発したり、「(緑色)かわいい!」と表現するお子さまもいましたよ。友達同士で「どうぞ」「ありがと」「かんぱーい」と楽しそうに関わる姿もみられました。
身の回りのものを使って、素材の触り心地を楽しむことは、指先の感覚を育んだり想像力や思考力を高めることにつながります。子どもたちの熱中して遊ぶ姿を見ると、次はどんな体験をさせてあげようかなと私たち保育者もワクワクしています。