あと一週間ほどで発表会です。今年のたけ組の発表会のねらいは、『友達の考えを理解しながら、共通の目的をもった活動を楽しむ』『感じたことや考えたことをいろいろな方法で表現することを楽しむ』です。たけ組では、踊り、歌、言葉などの様々な表現方法で発表をします。
どんな曲で踊ろうかな？
踊りの曲を決める前に、今年、お子さま方がよく口ずさんでいたり、踊りを真似して遊んでいた曲などを流して自由に歌ったり踊ったりする“アイドルごっこ”をして遊びました。その中で、特に盛り上がり、「発表会でも踊りたい！」という声が多かった曲を選びました。
さあ、踊ってみよう！
振り付けはもとの踊りを参考にしながらも、お子さま方のアイデアを取り入れながら考えていきました。「ハートのポーズをしたい！」「こんなのはどう？」と音楽に合わせて自由に踊る中で振りが決まっていきました。それぞれのオリジナルポーズを見せる場面もあり、練習からとてもノリノリのお子さま方。表情まで工夫する姿も見られます。
当日着る衣装も好きな色を選んだり、自分で組み合わせを考えたりと、こだわりが見られます。
どんなことを発表しようかな？
折り紙、絵、ブロック…など、お子さま方が普段の遊びの中で継続してきたり、興味を持ったりしたことを発表します。
まずは、自分や友達の良さに気づけるよう、みんなで良いところ探しをしました。一人一人の、素敵だなと思うところ、すごいなと思うところなどをみんなで考え伝え合いました。自分が良いところを言われる番になると恥ずかしそうにもじもじしながらもとても嬉しそう。発表するお子さまも、自分なりの言葉で一生懸命に伝えようとしていました。良いところ探しででてきたことをヒントに、一人一人保育者と話し合い、発表する内容を決めていきました。
発表に向けて、作品作り＆練習！
自分の発表したいものが決まったら、作品作りや、伝える練習をしていきます。その様子を一部紹介します。
作品作りや練習の中でも、お互いに「すごいね！」「じょうずだね！」と褒め合う素敵な姿も見られています。
遊戯室の舞台ではどれくらいの声の大きさで発表すれば、おうちの人に伝わるかな？声の大きさ表を見ながら「ライオンさんの声で発表しようね！」とみんなで話しました。
また、発表の最後には、それぞれに素敵な良さがあるたけ組さんにぴったりの歌を一曲歌います。毎日、季節の歌を歌い、元気いっぱい歌えるようになった姿もぜひご覧ください。
発表会が近くなってきて、期待が膨らむたけ組さん。練習を重ねる中で、少しずつ自信を持って表現できるようになってきています。「あと何回寝たら発表会？」そんな声も聞こえてきます。ドキドキ緊張もするけれど、発表会本番ではいろいろな表現を楽しもうね！